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映画の字幕についてのお話

年間500本以上公開されている「映画字幕」って日本だけの文化だって事知ってましたか?
欧米では、物語を理解しやすくする為吹き替えが主流
そのため、日本で独自に進化をとげた字幕にはさまざまな、テクニックがかくされています。
映画字幕をかたるのは、これまで、数々の大ヒット映画など1500本以上の映画字幕を担当しました。
字幕翻訳者
戸田奈津子 さんです。
映画の字幕は、あんなに、ベラベラ英語しゃべってるのに、出てくる字幕の文章って短いと思いませんか?
1秒間に  文字読めるという目安がある

インディ・ジョーンズからアナ雪まで、映画字幕の裏側を語り尽くす!
映画字幕に隠された真実をかたる。

映画の字幕って、あんなにペラペラ喋ってるのに、映画の字幕ってすごく短いですよね。
ですから、直訳していない事は分かりますよね。もし、直訳でだしたら、画面中字幕になってしまって、とても、読みきれたものではないです。
ですから、読み切れる文字数に省略しています。
だいたい、1秒間あたりに出す文字数は3~4文字以内ですので、セリフの時間によって文字数を計算して翻訳しているのです。

レイダース失われたアーク
RAIDERS OF THE LOST ARK
「インディ・ジージョーンズ」の第一作
例題 インディが昔イザコザがあった女性に協力を求めに来たシーン
直訳した字幕は、
俺は俺のやり方でやった あんたが気に入らなくても仕方がない これからはお互いに助け合っていこう
およそ4秒の表示に対して45文字
これでは、読みきれない人がおおいいでしょう^_^;

そこで、実際の字幕は
昔の事は水に流して力になってくれ
16文字になりました。これなら、読めますね!(^^)!

■直訳と字幕
原文 「I didin’t know that」
直訳 「そんなこと知らなかった」
このままでも、よいのですが、原文だと、2秒でいえるので先ほどのルール1秒で3文字ですので、6文字の字幕にする必要がありますので
字幕にすると、
「初耳だ」
となります。

ターミネーター2の中で、スペイン語ですが、
Hasta la vista,Baby
直訳 またあおうぜ ベイビー
字幕 地獄であおうぜ ベイビー

ここまでくると、翻訳者のセンスですね。

外国の映画を字幕で見るのは日本だけってこと知ってましたか?
外国では吹き替えが主流 ヨーロッパは、最初からどこでも、吹き替えなのです

翻訳には、字幕と吹き替えがあります。その違いは。
字幕では、読み切れる文字数に、おさめた日本語にする。
吹き替えでは、口の動きに合わせた日本語にする

Let it go Let it go
Can’t hold it back anymore
Let it go Let it go

Turn away and sham the door

I don’t care what they’re going to say

Let the storm rage on

The cold nevere bothered me anyway

吹き替えの文字
ありのままの
すがたみせるのよ
ありのままの
自分になるの
何も
怖くない
風よふけ
少しも寒くないわ

吹き替えも、原文を直訳するとスゴい量の事を言っているのです。
Let it go は、「ありのままの」ですけど、Let it go では、「ありの」しか言えないので
Let it go 2つつかって、「ありのままの」 やっと言えているのです。(^_^;)

マツコの知らない世界より
映画字幕の世界からでした。
翻訳に興味あれば、戸田奈津子さんから、書籍をだしてますので、
参考に読んでみればよいかもです。